こんにちは、りゅうやん。です!
通信制大学に在学中で、就職活動をされるときに一番気になることがあるとすれば、
通信制大学の卒業はデメリットになるのか?
ということだと思います。
いろいろな思いや不安があるでしょう。
そのあたりを、ぼく自身が経験したことをまとめていきます。
【結論】りゅうやん。の経験上では…
まずは結論から。
通信卒は、話のタネになったりプラス評価になることが多かったです。
ぼく自身が、通信に在学中の就職活動や卒業後の転職活動においては、通信卒が足かせになることはなく、むしろプラスになっていると感じています。
面接対策として
通信卒といっても、100%プラス評価されるワケではありません。
伝え方によっては、マイナスになる可能性もあるので、自分が伝えたいことは事前にまとめておく必要はあると思います。
次からは、ぼくが実際に面接でしている回答例をあげていきます。
これらの内容も100%良いとは言いませんが、少しでも参考にしてくれると嬉しいです。
①「なぜ通信を選んだのか?」は絶対聞かれる
この質問は鉄板だと思います。
ちなみに、ぼくの履歴書には、
年 | 月 | 学歴 |
平成 23 | 4 | 法政大学 法学部 法律学科(通信教育課程)入学 |
平成 29 | 3 | 法政大学 法学部 法律学科(通信教育課程)卒業 |
というように書いてます。
「通信」の文字が思いっきり書いてあるので、必ず目にとまりますね。
ここでの質問では、
- なぜ通信制大学でなければならなかったのか?
に対して、どう明確に答えるかが重要となります。
ぼくの場合ですと、
- 将来弁護士を目指していた
- 今後の進路(司法試験受験まで)を考えると、長丁場になるし経済的に不安
- 母子家庭で経済的負担を減らしたい
- 通信制大学を選ぶことで、学費の負担を抑えられるとともに空いた時間に仕事(アルバイト)をすることで、将来のための貯金ができること
このようにまとまりました。
高校時代から弁護士を目指していました。
今後の進路を考えたとき、大学や大学院(ロースクール)、司法試験まで受験するとなると時間もお金も膨大にかかることが予想されました。
家庭の経済的な負担を考えたとき、大学を「通学」ではなく「通信」にすれば、学費を半分以上に抑えることができます。
また、日中の時間帯にアルバイトをすることで、自分で学費を負担するとともに今後かかるであろう資金作り(あるいは貯金)をするため、通信制大学に進学しました。
②通信制大学で大変だったことエピソード
ありきたりな内容ですが、単純に「単位を取っていくのが難しかった」と言っています。
通学課程と違う点を挙げて、
通学課程では大学に行って講義を受けますが、通信では自学自習が基本であり自分のチカラで完結させないといけません。
通信という特性上、テキストや参考書を自分でそろえて自宅学習し、レポートにまとめて大学に送り採点してもらうので、理解や評価まで時間がかかってしまうのです。
そのため、勉強の進め方のコツをつかむまでが大変であり、その分時間がかかってしまった。
といった内容を伝えてます。
また、この内容は「4年間で卒業できなかった理由」にも転換させることもできます。
といったツッコミは、ここではなしです。
通信制大学のカリキュラムや履修制度を詳しく説明してくれと言われたのなら話は別ですが、ここまで事細かに言わなくていいと思います。
通信制大学で一番大変だったことは、学習の進め方とモチベーションの維持でした。
通信制大学ですと、通学課程と違って毎日大学に行くことがなく、学習スタイルも自学自習が基本であるため、内容理解や進め方のコツをつかむまでに大きく時間を費やしてしまいました。
また、通信は自分のペースで勉強できることがメリットですが、それゆえ自己管理ができなければ、モチベーションも続かず維持していくことが難しかったです。
(そのため、卒業までに6年を要してしまいました。)
③通学と通信の差別化
①と②を合わせた答え方として、通学と通信の差別化によってより印象を強くすることもできます。
しかし、これは伝え方によってはメリットにもデメリットにもなります。
たとえばですが、
- 通信は自分のペースで進められるので、長期計画がゆるまないよう自己管理に注力した
- モチベーション維持に気をつける
- 勉強と仕事の両立を図る
在学中の過ごし方によっては、
- サークル活動がない
- ゼミの活動がない
- 卒業論文を書いてない
- 学友がいない
こんな感じになります。
他にもいろいろあるかもしれませんが。
ぼくの場合、デメリットにある項目のほとんどがあてはまります。
3ヶ月くらい軽音楽サークルにも入ってましたが、通学通信ともに学友はおらず、ゼミも卒論もやってきてないですし。
このあたりを指摘されることはあまりありませんが、、、もし聞かれたら、うまくかわしてくださいね!(まるなげ)
まとめ
今回は就職活動における通信制大学の印象は、メリットなのかデメリットなのかをまとめました。
- なぜ通信を選んだかの理由
- 在学中で大変だったこと
- 通学と通信との差別化
などを明確に伝えることができれば、デメリットと思うかもしれない「通信」の印象を、メリット(プラス)に変えることができます。
また、伝え方によっては「通学課程の学生」とは違う面を押し出すことできるので、他人と差別化することも可能です。
決して「通信卒」ということで卑屈になっていると、ネガティブな印象が伝わってしまうので、自信をもって堂々としてたほうが良い方向に進むでしょうね。
何事も考え方次第で、良くも悪くもなります。
なので、面倒とは思わず会話のきっかけにしたり、自分をアピールするための武器があるという考え方でいれば、不安はまぎれると思います。
「通信卒」に興味をもってくれるの人事担当者が多い印象
- 話のタネ(きっかけ)にできる
- 卒業率が低いので、それだけで卒業できた(あるいは卒業できる)ことの努力を評価してもらえる
- 伝え方によっては、プラスにもマイナスにもなるが、むしろプラスに評価されることが多い
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではでは(・ω・ゞ