こんにちは、りゅうやん。です!
法政大学通信教育部におけるカリキュラムで、全学部共通で履修・修得しなければならない「一般教育科目」について解説します!
一般教育科目? or 一般教養科目?
一般教育科目とは、いわゆる(?)一般教養科目のことです。
教養を、なぜ「教育」と言っているのかは知りません!(笑)
しかし、学習のしおりをよーく読むと、教育課程表では、「教養課程(全学部共通)と「専門教育課程」と表記されているのです!
ただし、成績証明書を確認しても「一般教育」の文字はあるものの、「一般教養」とは書かれていません。
ふしぎですね~!
そんな感じですが、教養課程には3つの科目群があります。
- 一般教育科目
- 外国語科目
- 保健体育科目
さらに、「一般教育科目」の中には、4つの分野があります。
- 人文分野
- 社会分野
- 自然分野
- その他
これらを1つ1つ見ていきましょう!
ちなみに、履修できる学年は全学科共通で1学年から履修できますよー!
「一般教育科目」の中身
先ほども書いたように、一般教育科目には4つの分野に分けられています。
履修のルールとしては、全ての科目は選択必修となっております。
※後述しますが、「その他」だけ選択科目であり必修選択ではありません。
また、一般教育科目では、人文・社会・自然の3分野から、それぞれ8単位以上を選択し、合計36単位を修得しなければなりません。
ただし、36単位を超えて修得した分は、卒業所要単位には含まれません。
例えば、一般教育科目で40単位を履修・修得した場合、卒業に必要だと認めてくれる単位数は36単位までとなり、4単位分は学習履歴に残るものの、卒業単位には認めてくれないのです!
※科目よこの()内の数字は科目構成単位です
人文分野(最低8単位は必要)
- 文学(4)
- 哲学(4)
- 論理学(4)
- 日本史(4)
- 東洋史(4)
- 西洋史(4)
社会分野(最低8単位は必要)
- 法学(2)
- 法学【日本国憲法】(2)
- 経済学(4)
- 心理学(4)
- 社会学(4)
- 政治学概論(4)
- 文化人類学(4)
- 人文地理学(4)
- 自然地理学(4)
自然分野(最低8単位は必要)
- 数学1(2)
- 数学2(2)
- 数学3(2)
- 化学1(2)
- 化学2(2)
- 化学3 (2)
- 生物学1(2)
- 生物学2(2)
- 生物学3(2)
- 物理学1(2)
- 物理学2(2)
- 物理学3(2)
この自然分野だけ、全ての科目が2単位で構成されています。
スクーリング、リポ&単修、いずれで取っても2単位となります。
その他
ここに分類されている科目は、
- 基礎特講
- 放送大学単位認定科目
以上2つのみとなります。
これらの科目だけは、「選択」であり「必修選択」ではないため、取らなくても問題はありません。
履修・修得した場合は、一般教育科目の中に含まれますが、36単位内に調整しなければなりません。
基礎特講
スクーリングのみで開講しており、最大4単位まで修得できます。
内容は特に決まっておらず、「文学」や「社会学」等、一般教育科目内の科目(内容)で開講されています。
ただし、どんな内容が開講されるかは、その時の々スクーリングによるため、自分が受けたい科目が開講されているかは分かりません。
何が開講されるかの詳細は、在学生に発行されている冊子「法政通信」で、最新情報を確認してください。
ちなみに、僕は合計4単位を修得しましたが、内容は「社会学」と「哲学」でした。
放送大学単位認定科目
放送大学で修得した単位(外国語科目と保健体育科目は除く)を最大10単位まで認定してくれます。
外国語科目
外国語科目として、「英語」「フランス語」「ドイツ語」の3言語が開講されています。
通常の大学であれば「英語」と第2言語として別の言語を選択して、合計で2言語を履修しますが、法政大学通信教育部ではいずれか1言語のみでOKです。
- 英語S(1)
- 英語2(2)
- 英語3(2)
- ドイツ語S(1)
- ドイツ語1(2)
- フランス語S(1)
- フランス語1(2)
【科目名の末尾】
- S:スクーリング(Schooling)を表しています
- 1~3:リポート学習を表しています
卒業に必要な単位は4単位であり、内2単位は必ずスクーリングで修得しなければなりません。
残りの2単位は、スクーリング or リポ&単修のどちらでも自由に取ることができます。
ただし、外国語スクーリングは1単位で開講しているため、4単位を全てスクーリングで修得する場合、4回も受講しなければなりません。
そうなると、けっこう大変ですね…(^_^;)
選択言語は1つだけですが、2言語以上を履修した場合、卒業所要単位には含まれません。
保健体育科目
卒業に必要な科目数は2単位のみです。
- スポーツ総合演習 (2)【※実技形式】
- 健康・スポーツ科学概論(2)【※講義形式】
2単位を超えて修得した分は、卒業所要単位には含まれません。
卒業に必要な「教養課程」の合計科目数は?
必要な単位数は、合計で42単位です。
その内訳は、、、
◆一般教育科目 合計で36単位
- 人文分野 8単位以上
- 社会分野 8単位以上
- 自然分野 8単位以上
- その他(選択科目のため、取らなくても問題なし)
◆外国語科目 1言語4単位(内2単位をスクーリングで修得)
◆保健体育科目 2単位
36+4+2=42
合計で42単位です!
※42単位を超えて単位を取っても、卒業所要単位には含まれませんので、くれぐれもご注意ください。
まとめ
一般教育科目(教養課程)についてまとめました。
入学後に直面し、「合計で42単位もいけるのだろうか?」と思うでしょう。
最初は勉強の仕方はおろか、リポート作成や単位修得試験もどう勉強したらいいか分からず大変だと思います。
そのときは、スクーリングを利用することで通信教育部ならではの学習方法を学ぶことができたり、教員からアドバイスしてくれることで、勉強の進め方を少しずつ理解できます。
学習ガイダンスに参加することも、とても役立ちます!
着実に単位を積み上げていき、卒業を目指していきましょう!
専門科目のカリキュラム(法学部)についても、まとめてみました!
ではでは(^_^)v