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単位の取り方

通信制大学で単位を取る仕組み(単位修得試験)

 

こんにちは、りゅうやん。です!

今回は、通信制大学における単位のとりかたで「単位修得試験」を取りあげて解説していきます!

 

はじめに

 

リポート&単位修得試験における通信学習(自宅学習)は、通信教育課程における柱部分といえます。

リポートを提出し、単位修得試験を受け、両方に合格することで単位を修得していきます。

 

これからの説明は、僕が経験した法政大学通信教育部での「単位修得試験」についてお話していきます。

 

「単位修得試験」とは?

 

そのままの意味でーす!(いじわる)

 

大学で単位を修得するための試験のことを言います。

法政大学通信教育部では、

  • 年8回(4・5・6・7・10・11・12・1月)
  • 日曜日(月1回)

に全国約20都市で試験を実施しています。

試験は事前登録制で、受験料は無料です。

1日程につき、最大3科目まで受験することができます。

全国どの試験会場でも受験することができるため、自宅近くの会場や出張中などで近隣の会場で受けることもできます。

 

リポートを提出しなければ、単位修得試験を受けられない!

 

リポートを提出すれば、リポートの合格・不合格(再提出)問わず、単位修得試験を受けることができます。

例えば、「文学」のリポートを提出したら、単位修得試験で「文学」を事前登録して受験します。

しかし、リポートを提出しなければ、いくら経っても単位修得試験は受けられないのです!

リポートの詳細については、下記ページをご覧ください。

通信制大学で単位を取る仕組み(リポート) こんにちは、りゅうやん。です! 今回は、通信制大学における単位をとる方法から「リポート学習」について解説していきます! ...

 

単位修得試験を受けるには?

 

次は単位修得試験を受けるまでの流れを説明します。

 

受験科目の事前登録

 

学習のしおりや在学生専用のwebページを参照し、試験日、会場、受験科目(1度に3科目まで)を決定します。

試験日、会場、受験科目の事前登録は、在学生専用のwebページに入力、もしくは単位修得試験登録票(はがき)に記入して送付することで事前登録ができます。

各試験日ごとに登録締切日があり、在学生専用のwebページでは締切日までに入力し送信していること、単位修得試験登録票(はがき)は、締切日までに大学に着信していることが条件となります。

 

受験票を受け取る

 

試験日の1週間前までに受験票(はがき)が郵送されます。

受験票には試験日、会場、受験科目が記載され、受験科目欄の横には許可・不許可が記載されています。

受験許可になった科目には許可印「*」が、不許可になった科目にはその理由をあらわす、アルファベットが表記されます。

いったん登録し、受験許可になった科目・試験日などの変更や取り消しはできません。

 

試験当日

 

試験会場には10時までに入室します。

試験は10時20分から開始されます。(うるおぼえ)

試験時間は1科目60分以内で、2科目 or 3科目受ける場合は連続して行われます。(1科目ごとに休憩は取れません!)

  • 1科目受験:60分以内
  • 2科目受験:120分以内
  • 3科目受験:180分以内

当日の持ち物として、学生証・受験票・筆記用具を持参します。

 

※試験当日を欠席する場合、特に連絡する必要はありません。

 

試験の内容

 

試験の内容、特に試験問題についてはネット上での掲載が禁止されていますので、大学のホームページや学習のしおり等、公に出ている部分をまとめて簡単に説明していきます。

 

試験は「○○について論じなさい」等の論述方式が基本です

スクーリングで行われる試験で穴埋めや○×式の問題が出されることがありますが、単位修得試験ではこれらは基本的には出題されません。

また、テキスト・参考書の持ち込み、参照は不可です。

 

問題冊子について

問題用紙は冊子になっており、一般教育科目・外国語科目・保健体育科目・各学部専門教育科目・教職専門科目の順に出題されています。(簿記I〜IVは別刷となっています)

 

試験では、受験登録した科目の試験問題のみを解答します。

当然ですが、受験が許可されていない科目に解答した場合は、無効答案になります。

 

問題は新・旧テキスト・指定市販本の別、4単位・2単位の別で異なる場合もあるため、自分が何を受けるのかは受験票を確認し、間違いのないように解答する必要があります。

 

解答用紙について

解答用紙は1科目につき1枚(B4判)が配られ、表と裏に記載できます。

万が一、書き切れない場合は試験監督者に申し出ることで、新しい用紙がもらえます。

 

解答用紙の提出

答案が書けたら、試験会場(教室)の試験監督者に提出します。(だいたい教壇にいる人に)

万が一、白紙(解答不能)や棄権をする場合は、必ず必要事項(受験科目、単位数、学部学科、氏名、学籍番号)を記入し、「棄権」と書いて受験許可科目数分の解答用紙を提出する必要があります。

試験開始後30分経過後、試験監督者の指示で、2科目以上受験する人は、解答ができている場合は提出して次の科目に取りかかることができます。

 

1科目受験の人 

1科目受験の場合は、試験開始60分が経過しないと(11:20まで)試験会場(教室)から退室することができません。

 

2科目 or 3科目受験の人

試験開始後30分経過後、試験監督者の指示で、2科目以上受験する人は、解答ができている場合は提出して次の科目に取りかかることができます。

すでに合格している科目は受験できないため、試験問題だけを受け取ることもできません。

 

前科目の提出時から60分以内が、次の科目の試験時間となります。

例えば、1科目を10:20~11:00で解答し答案を提出した場合、2科目の試験時間は11:00~12:00となります。

 

※厳密に言うと、2科目以降の開始時間は、前科目の終了時刻(解答用紙の提出時間)とは、若干ズレが生じるめ、下記で補足します。

 

【2科目以上の受験時における、試験開始時刻の補足事項】

解答用紙を提出し、次の科目用の解答用紙をもらうとき、用紙を渡された時間が試験監督者がその場で直接、打刻(印字)してくれます、

  • 1科目の試験時間:10:20~11:00で終えた場合
  • 2科目の試験時間:2科目の答案用紙に打刻された時間~60分以内(例えば、打刻時間が11:02であれば、試験時間は11:02~12:02となります)
  • 3科目の試験時間:3科目の答案用紙に打刻された時間~60分以内(例えば、打刻時間が11:50であれば、試験時間は11:50~12:50となります)

 

ややこしいですね…(^_^;)

どんな感じかは、試験を受けてもらえれば分かります!(まるなげ)

試験の終了

 

試験開始後60分が経過し、全ての科目の解答が終了した人は、解答用紙を試験監督者に提出することで、退出することできます。

 

問題冊子については持ち帰ることができるため、今後の試験勉強に役立てることができます!(やったね)

ただし、簿記科目は問題が別刷となっているため、持ち帰る事はできません。(ざんねん)

 

試験の評価方法

 

試験日から約50日後に試験結果通知書が郵送されますので、結果を確認します。

 

評価基準は以下の通りです。

【合格】

  • A+:100~90点
  • A:89~80点
  • B:79~70点
  • C:69~60点

【不合格】

  • D:59点以下

 

点数についても公表されないため、どのくらいの点数だったかは上記の評価基準に照らし合わせても、大まかにしか知ることができません。

また、内容についての問い合わせをしても、通信教育部の事務の方は応じてくれませんので、ご注意を。。。

 

※単位修得試験の問題(過去問題含む)の公開・閲覧・販売などは一切行っていません。

そのため、過去問が欲しい人は、試験を受け続けている人にお願いして入手するしかありません。

 

ちなみに、僕も大量に試験問題を持っていましたが、年末の謎の断捨離?により、全て処分してしまったので、見せたくても見せられないですね…。

 

試験が不合格だった場合

 

試験結果が不合格の場合のみ、同一科目の再受験をすることができます。

※ただし、試験結果が判明しない場合、再受験することは可能です。

 

試験を欠席した場合、次回以降の受験が可能です。

ただし、この場合でも再受験登録を行う必要があります。

再受験の科目において、リポートが合格している場合は、リポートを再提出する必要はありません。

 

試験結果通知書(はがき)を受け取るまでに、受験後約50日かかります。

再受験を登録した後、受験日までに合格通知が届いた人は、合格済みとして他の受験許可科目のみを受験してください。

※受験許可科目全てが合格済の場合は、受験することができず試験問題のみを受け取ることもできません

 

その他、注意事項として

 

メディアスクーリングを受講中の場合、メディアスクーリングの最終試験は単位修得試験と同日程で開催されます。

前期メディアスクーリングの場合は6月または7月、後期メディアスクーリングの場合は12月または1月に実施されますので、注意が必要です。

同日程でメディアスクーリング試験、単位修得試験の両方を受験ける場合は、それぞれの科目を合わせて3科目となります。

 

まとめ

 

今回は、通信制大学における単位修得の方法から「単位修得試験」についてお話をしてきましたが、いかがだったでしょうか?

 

少しでも、通信制大学(特に法政大学通信教育部における)での学習スタイルである、単位修得試験を理解していただければ幸いです。

 

ではでは(^_^)v

 

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