こんにちは、りゅうやん。です!
働くうえで、身体に悪い働き方ってなんだと思いますか?
身体に悪い働き方なんて、挙げだすとキリがないと思います。
また、人にとってなにが悪くてどんなことが負担になるかも、人それぞれだと思います。
もしくは、身体に悪い働き方を知らずに毎日を過ごしていたり、なにが身体に悪い働き方なんて、実際に経験してみないとわからないものです。
ここで挙げた以外もたくさんあると思いますが、ここに並べた残業や夜勤、人間関係といったものは、すべて自分の以前の職場で働き方が由来しています。
ここでは自分の実体験をもとに、
- 身体に悪い働き方がどんなものなのか?
- それによってどう身体に悪影響を及ぼすのか?
- これを脱するための方法
などなどを、身体にいかに悪いような負担のかかる仕事をIT業界でしていたのかを、実体験にもとづきながらまとめていきたいと思います。
【個人的見解】IT業界の働き方でなにが悪かったのか?
一番は不規則な勤務体系だったということですね。
IT業界だと客先常駐といって、自分が入社した会社ではなく派遣先の会社に行って仕事をします。
なので、働き方なんて派遣先によって大きく変わってしまうのです。
ぼくは客先常駐で合計3社に派遣されたことがあり、働き方は会社ごとに様々でした。
しかも、派遣先が変われば就業場所、人間関係といった環境までも変わります。
なので、短いスパンで派遣先が変わったぼくにとっては、新しい環境に慣れることや仕事を覚えるのに四苦八苦してました。
長時間の残業や夜勤など、身体に悪いオンパレード
無理して働いた結果、持病が悪化してしまう
客先常駐として3社に派遣されました。
- 1社め:外資系保険会社のシステム部門の何でも屋ポジション
- 2社め:データセンターでの日勤夜勤のシフト勤務
- 3社め:銀行の中枢システムの更改案件
このなかでも、とくに2社めが自分にとって身体に悪い働き方だったと思います。
なぜなら、持病が悪化して休職せざるをえない状況になってしまったのです。
この会社(派遣先)ではデータセンターという様々な会社(顧客)からサーバーなどのIT機器を設置・収容する場所を提供し、安定運用に特化した施設です。
そこで24時間365日体制の日勤・夜勤の運用オペレーターをしていました。
シフト勤務なので、1週間で日勤と夜勤が2日ずつしかありませんでしたが、1日の労働時間は10時間あり、休憩の2時間を含めると拘束時間は12時間になりました。
しかも、IT業界という特性上、システムの運用で障害が発生すると復旧するまで帰ることができなかったりで、長時間労働も多かったです。
ひどいときは休憩30分だけで、拘束時間が15時間超になったことも!!!
こんな働き方をくりかえしていけば、持病がなかったとしても身体を悪くしてしまうのは当然です。
結果的には3ヶ月でドクターストップになり、休職を余儀なくされました。
休憩時間すらまともに取らせてくれない
契約上では、労働時間は10時間で休憩時間は2時間15分と設定されてました。
しかし、業務が終わらなかったりトラブルが発生すれば、その対応が完了するまで休憩することができません。
その結果、2時間15分の休憩をまるまる消化できないことが多く、毎回残業扱いとして勤怠につけていました。
また、休憩をちゃんととれたと思っても、自由に使うことができず制限を受けていました。
そう思われるかもしれませんが、実務では違いました。
データセンター業務では休憩時間においても常に連絡がとれるようにPHS(社内連絡ツール)を肌身離さず持ってなければならないため、外出することも許されません。。。
なので、休憩しているとはいえ、PHSでいつ呼ばれるかもしれない状態で、心も身体も休めることができず、常に気を張っていました。
トラブルが発生すると帰れない
トラブルが発生するとある程度のレベルまで改善(復旧)されるまでは帰宅することができません。
なので、夜勤でトラブルが発生すると、夜勤明けのねむーいときに居残りさせられて、復旧対応に追われます。
さらに追討ちをかけられるかのように、
- なぜ問題が起きたのか?
- どうすれば未然に防ぐことができるのか?
などを、お偉いさんとともに議論をかわさなければならないのです。
当然、解決策やらが出るまでは家に帰してくれません。
仕事というより、まるで修行をしているかのようなスパルタ状態でした。。。
【余談】技術がないヤツは、運用オペレーターで知識を身につけろ!
この24時間365日体制の日勤・夜勤の運用オペレーターですが、IT業界のなかではもっともレベルの低い業務らしく、ITの知識や経験がなくてもできる仕事だと上司から教わりました。
そのため、ぼくのような文系大卒出身で、IT知識が皆無だった者からすれば最適な場所だったようです。
会社としては、運用オペレーターとして2、3年修行し、知識と経験を積んで自信がもてるようになったらステップアップとしたかったらしいですが、ぼくにこの働き方は合わなかったのでした。
もちろん、未経験というか知識を身につける場としては、この業務は自分のレベルに合っていたとは思います。
でも、働き方もマッチしてないと到底続けられるような仕事ではありませんでしたね。
休職してから、その後について、、、
休職をして1度は復職したものの、新しい職場(派遣先)でまた体調を壊して再休職することになりました。
そして、2度目の休職で6ヶ月過ごした後、ぼくは会社を辞めました。
辞めた理由もいろいろありましたが、やはり仕事をするうえでの環境に慣れなかったことに加えて、身体を悪くしてしまう場所では働き続けることは難しいと悟りました。。。
退職後しばらくして別の業種(社労士事務所)に転職しましたが、いまは自分のペースで働けるので自分に合っていると思えます。
自分にとって身体に悪い働き方は、実際に経験してみないと自分に合う働き方なんてわかりません。
ぼくの場合は持病があることで、どんな働き方が身体に負担をかけるのかが学べました。
持病が悪化したり、長期間の休職で転職への社会復帰にやや時間がかかったことは悪い部分でしたが、同じ働き方はしないと1つの柱ができたことは良かったと捉えています。
体調を崩しそうなら、休職なりして休めばいいし、働き方自体が自分に合わないようであれば転職するという道もあります。
決して無理をしない働き方をすることができるように、いまの職場以外の選択肢を見つけてみてください。
好きな仕事をしようにも、やはり身体が資本となりますからね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではでは(^_^)v