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IT業界で仕事をするのに、資格が必要なのかを実体験から振り返る

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こんにちは、りゅうやん。です!

 

IT業界で仕事をしてたとき、上司からは、

上司
上司
経験がないのだから、自分の強みをつくるためにも資格をとりなさい

と言われて、資格をとるために仕事と並行させながら勉強していました。

 

そのときにふと思ったのは、

自分の強みやアピールポイントをつくるのに資格取得は有効だろうけど、資格がある=仕事にありつけるのか?

 

これについてを実体験をもとに振り返ってみたいと思います。

 

資格はないよりはあったほうがいい

資格の有用性

 

先に結論を言ってしまうと、

資格は持ってないより、持っていたほうがいい。

でも、仕事をするうえで必要とは限らない。

ただし、仕事上で優遇されるのは、資格 < 経験 だということ。

これに尽きると思います。

 

もちろん、お医者さんや弁護士といった資格がないと仕事ができないという職業もあります。

でも、IT業界での仕事では、IT系の資格はあってもなくてもいいのです。

 

【経験談】資格より経験を重要視されてた話

資格取得を推進するも、積極的に取る社員が少ない

 

ぼくがいたITの会社では、資格取得支援制度と銘打って、資格手当がとても充実してました。

事業部や課で、誰々が何の資格を1年のうちにどれだけ取得できたかを細かく管理し、事業部単位で資格取得率100%を目指してました。

しかし、実際に資格を取っていたのは、中途で入ったばかりの社員や新入社員などが多く、

  • いまの業務で必要な知識だから
  • 次の現場にアサインしてもらうためのアピールづくり
  • 資格手当のため

という理由で取ることが多い印象でした。

 

でも、事業部や課にいる管理職の人は率先して取らないので、そもそも取得率100%を達成することがありませんでした。

なので、年度末に部長や課長が会社役員に向けて、

部長
部長
うちの事業部では、今年度の資格取得率100%を達成できず、申し訳ありません。

と謝罪する内容の全体メールで見ることがしばしばありました。

 

資格を取れなかった理由としては、

  • そもそも、試験が不合格だったから
  • 現場の業務過多で資格勉強が進まない
  • 前年度に取ったから、今年度はいいやと思ったから
  • 資格を取った社員が辞めてしまったから

 

などなど、愚痴っぽく聞こえるものから、前年度の実績をアピールしてくる先輩もいました。

 

業界経験が長い人ほど、資格を取ってない

 

資格をとっている人がまったくいないわけではありませんが、だいたいとっているのは年次が浅い社員がほとんどでした。

ぼくも新入社員として入社し、1年めや2年めのときは積極的に資格をとってきました。

 

一方で、管理職だったり会社に長く働き続けている先輩は、資格の有無だけで仕事をしているわけではなく、単純に現場での業務経験がものを言う感じでした。

なので、今までに積み重ねてきた経験で仕事をしているので、資格を積極的にとる先輩はほとんどいなかったですね。

 

現場にアサインするとき、資格の有無より経験が重要視される

 

IT業界では客先常駐という派遣型の働き方をします。

なので、現場にアサインされる前には、その現場先の担当者と面談して、

  • 人間性に問題がないか?
  • 仕事に必要な知識を有しているか?
  • 経験があるか?

などを確認されます。

ぼくもさまざまな面談に行きましたが、資格を持っていても経験がないという理由でアサインが見送られることが多くありました。

 

面談において、

  • 上位資格を勉強している
  • 働く意欲を熱弁しても
  • 自社の担当営業からの強くおすすめされても

 

などをアピールしても、客先の担当者からは、

客先の責任者
客先の責任者

経験がないと、即戦力にならないしな…。

かといって、1から育てるのも時間がかかるし…。

と言われしまい、現場へのアサインの是非で、首を縦にふってくれることがありませんでした。

 

こうした面談が何度もくりかえされたので、だんだんと、

りゅうやん。
りゅうやん。
この業界では、資格の有無よりも実務経験が必須なんだな…

と思うようになり、しだいに資格勉強のモチベーションが下がっていったことは言うまでもありません。

だって、一生懸命勉強して高い受験料を払って資格の合格を勝ち取っても、ほとんどが無意味だったのです。

客先面談ではあまり役に立たず、自社内の資格手当制度で評価されるだけで、仕事に直結することがありませんでしたね。

 

【番外編】IT資格、たくさん種類がありすぎる問題

 

IT資格の種類って、分野ごとにすごくいっぱいあるんですよね。

 

IPA(情報処理技術者試験)だけでも 13 はあります。

情報処理技術者試験の試験体系

 

その他にも、

  • Microsoft
  • Linux
  • VMware
  • Cisco
  • AWS
  • Oracle
  • JAVA

 

などなど、あげだすとキリがないんですよね。

しかも、これ以外にもまだまだいっぱいありますし…。(頭がこわれそう)

 

なので、ぼくを含めたIT初学者にとって、どこからなにを勉強したらいいかわからないので、資格選びだけで時間がとられてしまいます。

これだと、自分にベストな資格を見つけるよりも、会社(あるいは客先の現場)で与えられた環境で経験を積んでいくほうが、自分の成長になるんじゃないかと思ってしまいます。

 

まとめ

 

今回は、ぼくの実体験から学んだ、

IT業界における資格の有効性と実務経験との比較について

を、いろいろと振り返ってみました。

 

結論としては、

資格はないよりはあったほうがいい

でも、持っているだけでは仕事にありつけるワケではない

資格アリよりも、実務経験アリのほうが優遇される傾向にある

ということを悟りました。

 

もちろん、実務経験が同じの人でも、持っている資格の多さで優劣を決めるのであれば、資格を持っているほうを選ぶと思います。

また、就職活動をするときに、資格を持っていることで自分をアピールすることにつながります。

なので、必ずしも資格が不要とは思っていません。

ただし、新卒入社とかでない限り、中途入社とかで即戦力を求められる場だと、資格アリ経験ナシは、ちと厳しいのかもしれません。

これはぼく自身の肌感覚ですけどね。

 

実体験から学んだ「資格」と「経験」のどちらが仕事に生きるのか?
  • 資格を持つことで、強みやアピールポイントにできる
  • 資格勉強を通して、自己研鑽のアピールや自身のスキルアップを狙える
  • 資格があるからといって、仕事にありつけるわけではない
  • 現場レベルだと、資格アリ実務経験ナシより、資格ナシ実務経験アリのほうが重宝される
  • 経験さえあれば、資格なんてなくてもやっていける

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

ではでは(^_^)v

 

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