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IT業界で仕事をするうえで、IT資格の取得をやめた話

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こんにちは、りゅうやん。です!

 

ぼくは新卒&未経験でIT業界に飛び込び、システムエンジニアとしてお仕事をしてきました。

もう辞めてしまいましたが、働いていた約2年間をとおして感じたことをまとめているこの企画!

今回のテーマは、「SEをやっているのに、IT資格の取得をあきらめた話」について掘り下げていきたいと思います!

この記事の見どころは?
  • 資格保有よりも実務経験ありが歓迎される
  • 資格はないよりはあったほうがいい
  • 資格を持っているだけでは仕事にありつけるわけではない

 

経験から学んだこと
  • 未経験で入ると、わからないことが多すぎて仕事にならない
  • 資格の取得は自信をつけたり、面談でアピール材料になる
  • IT資格の受験料はどれも高い
  • IT資格には有効期限が設定されているものがある
  • 現実では、資格よりの実務経験のほうが優遇される

 

結論:IT業界は資格よりも実務経験ありが歓迎される

 

個人的な結論としては、

IT業界では資格をもっているよりも、実務経験があるほうが優遇される

ということを悟ってしまったのでした。

 

もちろん、資格をもっていることのメリットとしては、

  • 新たな分野の仕事に挑戦するきっかけになる
  • スキルアップを図れる
  • 一定の知識があることの証明になる(履歴書に書けるとか)
  • 面接でのアピール材料になる

といったことが挙げられると思います。

たしかに、これらは正しくもありますが、現場レベルとか実務に置き換えて考えると、必ずしもそうとは限らないということがあります。

一体どういうことなのか?を掘り下げていきたいと思います。

 

資格はないよりはあったほうがいい

 

履歴書や職務経歴書をつくるとき、資格があればそれだけ書くことができますし、面接でのアピール材料になります。

なので、IT未経験でありなんの資格ももってない(運転免許やMOS資格くらい)ので、資格の取得からはじめました。

 

でも、資格をとったからといって仕事にありつけるかといったら、現実はそううまくいきませんでした。

たしかに、スキルアップの積極的姿勢のアピールにはなりましたが、現場では有資格者よりも資格がなくても実務経験が少しでもあるほうが歓迎されるのです。

これはぼくが実際に経験したことでした。

 

たとえ、

  • どんなに資格をとっったとしても
  • 別の分野の勉強をしていますとアピールしても

 

客先に常駐する前の面談においては、資格取得による前向きさを評価されても、実務経験がないことを理由にアサインを断られるばかりでした。

 

資格はないよりはあったほうがいい

でも、

実務経験ありの人と比べたら勝てない

 

資格があれば仕事ができるかについてまとめた記事があるので、よければこちらも参考に。

IT業界で仕事をするのに、資格が必要なのかを実体験から振り返る こんにちは、りゅうやん。です! IT業界で仕事をしてたとき、上司からは、 と言われて、資格をとるため...

 

【実体験】資格取得に対するモチベーションのアップダウン

完全未経験でIT業界へ

 

ぼくはIT知識がほとんどない状態で、この業界に飛びこみました。

なので、ほんとに目にしたり耳にする内容(あるいは言葉)はどれも初めてであり、完全に右も左もわからない状態でスタートしました。

 

そもそも、ぼくはSE志望ではありませんでした。

大学では法律を勉強し、卒業後の進路も弁護士をめざしていたりと、法律にかかわる仕事をしたいと思っていました。

しかし、大学在学中での就職活動では法律関連の求人は少なく、

 

新人研修から手こずる

 

完全未経験であり、かつIT業界の分析もなにもしないうえ、基本的な知識も皆無でした。

入社後に新人研修が2ヶ月間ありましたが、ずっとちんぷんかんぷんな状態で進んでいってしまい、同期との差は広がるばかりでした。

 

先輩に質問をしようにも、

何がわからないのかがわからない

という状況だったので、理解するどころかわからないことがただ増えていくだけの研修となってしまいました。

そのため、なんの成果も得られないまま研修は終わってしまう結果に。。。

 

知識がないので、資格をとって証明する

 

研修後に客先常駐するまでに時間があったので、少しでも足りない知識をつけるために資格の取得にはげみました。

また、IT初学者向けの資格を受験して合格することで、自分はできるんだという自信アップにつなげたい節もありましたしね。

そこで最初にとろうとした資格は、ITパスポートでした。

ITパスポートとは、「情報処理技術者試験」のうち最も簡単なエントリーレベルの資格であり、「情報処理の促進に関する法律」に基づく国家資格です。

ITエンジニアだけでなく、幅広い層にもITに関する正しい知識が必要であるという認識が広がってきたことから、平成21年4月に新設された資格となります。

参考:ITパスポート試験 公式サイト

 

でも、

  • どんなに時間をかけて勉強しても
  • Webや紙のテキストを読み込んでも
  • 模擬試験で合格点をとっても

 

合格にたどりつくことが難しかったです。

結果的には合格することはできたものの3回も不合格になり、自信アップどころか自分のできなさをただ嘆くばかりで、モチベーションは上がりませんでした。

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スキルアップのため、資格勉強は続ける

 

ITパスポートに3回落ちようとも、その後は社内の上司や同期に認めてもらいたい一心で勉強にはげみました。

いくつか資格をとることができたので、何度も不合格になっていたときに比べれば、少しは成長できたかもしれませんね。

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でも、試験を受けても合格できずにあきらめたり、なんとか合格しようと勉強した資格もありましたが、結局のところ最後には投げ出していました。

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今後の人生においてIT資格は必要ないと悟る

 

ここで最初に出てきた結論にたどりつくのです。

資格をとってきたことで、社内から評価してもらったり仕事をするうえでのモチベーションの維持につながりました。

でも、気づいてしまったのです。

 

  • 資格をどれだけ取ろうが、実務経験がないのでアサイン前の客先面談では落ち続ける
  • IT資格の受験料は高額なので、経済的な負担が大きい
  • 不合格になれると、上司から叱責される
  • 資格ごとに有効期限(5年とか)があり、更新のための再受験が負担

 

資格をもっていることでアピール材料になると言いましたが、ホントに「アピール材料」になるだけでした。

どんな現場に行って客先の担当者と話しても、資格保有よりも実務経験があるかがポイントになります。

なのに、1回の受験で1万円以上もする受験料の負担は大きく、取れたとしても仕事に結びつくわけではないのでわりにあいません。

試験に合格できれば受験料は会社負担になりますが、不合格のときは自己負担のうえに上司から「なぜ合格できなかったのか?」と叱責の嵐でした。

また、国家資格以外の民間団体がやっている資格では、5年間といった資格の有効期限が決められています。

IT業界なので数年で技術が飛躍的に進歩するので、それにあわせて知識のアップデートが必要なことから、資格の有効期限の設定は理解できます。

でも、更新をするのに再試験が必要なことがほとんどなので、またまた受験料の負担が重くのしかかってくるのです。

 

このくりかえしを考えるだけで吐き気がしたので、ぼくはIT資格の勉強をやめました。

そして、ITの会社も退職したのでした。

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さいごに

 

人が成長するには、資格の取得に限らず常に学び続ける姿勢が必要だと思います。

でも、自分にとってはIT業界で仕事がしたいわけでも、IT資格をたくさんとりたいわけではなかったので、切り捨ててしまって正解でした。

 

いまはIT業界をはなれて別の業界で働いてますが、現在の仕事はぼくがもともとやりたかった「法律」に関するものです。

なので、自分がやりたかった分野のことであれば、常に成長したい勉強したいという意欲が湧きおこるので、置かれた環境が違うとここまで大きく変わるのかということを学びました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

ではでは(^_^)v

 

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