こんにちは、りゅうやん。です!
突然ですが、自分の性格がイヤだな~と思ったことはありませんか?
ぼくは何度もあります。
- 人前で話すことが苦手だったり、
- 無口・無表情で、何を考えているか分からないと言われたり、
- 優柔不断で物事をすぐに決められなかったり、
- 性格のせいでいじめられたり、
…いろいろと損をすることがいっぱいありましたね。
そこで、「どうやったら自分の性格を直せるのか?」と考えたり、
「いや、もしかしたら死ぬまでずっとこのままかもしれない…。」と悩んだり……のくりかえしでした。
今回の記事では、「変わりたい」と思いながらも決心がつかなかったコミュ症高校生の僕が、自分の性格だけでなく、今後の人生までも大きく変えてしまったお話をします!(オーバー)
ちょっとした物語ちっくにお楽しみください!
あと、けっこう長めですよー!笑
ところで、「コミュ症」ってなんですの?
コミュ症とは、コミュニケーション障害のことです。
コミュニケーションが苦手な人を、こう呼びますね。(ネットだけかもしれませんが)
一応、略称として表記するならば「コミュ障」ですが、このブログ内では「症」の字を使っています。
個人的にコミュニケーションが苦手ということは、「障害」というより「症状」のほうだと思っています。
プロローグ
自分の性格を変えたい!
そう思う人々は、世の中にはたくさんいるだろう。
しかし、「変えたい」と思っても実際に「変わる」ことができた人は、一体どのくらいの数がいるのだろうか?
なかなか勇気が出ず、最初の一歩が踏み出せないままで、いつまでも変わらないままでいたりする。
「変わりたいけど、どうしたらいいか分からない…」
「失敗したらどうしよう…」
そんな不安がつきまとう。
そのなかでも、「自分を変えたい!」の決意のもと、ほんの少しの勇気と踏み出しす一歩で、人は大きく変われるのだということを学び、証明したおはなしです。
高校デビューで変身だ!
高校や大学、あるいは社会人など、新しい環境になったときに、これまでの自分とは違う一面を出してやろうと思い、大きなイメチェンをしようと考える人はいるでしょう。
まさに、高校に入学したぼくも同じ思いでした。
しかし、イメチェンと一口に言っても、見た目や服装を大きく変えるものではありません。
例えば、金髪にしたり、派手な服装を身にまとえば、これだけで大きく変えられたかもしれないが、僕は違いました。
「新しい“何か”を始めよう!」
そう思って向かった先は、なんとなんと音楽室だった!
中では大音量で楽器の音が響き渡っている…。
僕は思いきって、軽音楽部に入部したのです!(ナンデ?)
軽音楽部に入部!
軽音楽部を選んだ理由とは?
なぜ、軽音楽部を選んだのか?
答えは単純で、音楽をやってるとかっこよさそうだし、モテそうだな!と思ったからです!
また、今までは絵を描いたり物を作ることで、自分というものを表現してきました。
今度は、違う形で自分を表現したいと思いようになり、たどり着いた境地が、音楽・バンド活動でした。
勢いで入部するも、性格が災いして…
なんだか勢いで入りましたが、問題発生しまくりです!
もともとの性格が引っ込み思案だったり、
人前に立つと緊張して頭が真っ白になったり、
小学校の音楽の授業に、クラスメイトの前で歌えなかったり、リコーダーが吹けなくて恥をかいた、にがーい経験があるのに、
僕は、一体何を考えていたのでしょうか?
…実際には、何も考えていませんでした。(汗)
むしろ、自分の殻を破るという一心のみだけで、気持ちが動いていたのです!
入ったけれども、結局は……
軽音楽部ではギターをやりたかったのですが、お金がなくすぐに買えなかったので、練習に参加することができませんでした。
また、コミュ症のせいで部員とのコミュニケーションがとれないので、バンドを組めるはずもなく…。
自分を変えようと入部したにもかかわらず、いろいろな要因で行くのが煩わしくなり、1年生は幽霊部員の状態で終わってしまいました。
「やっぱり、ダメだったか…」
そう諦めかけましたが、転機が訪れます!
2年生のとき、軽音ブームが到来する!
高校2年生になったとき、巷ではある深夜アニメが人気を博しました。
それは女子高生が軽音楽部に入り、バンド活動をしながら青春する話です。
これに影響されて、軽音楽部に入ってくる新1年生(とくに女子)がとても多かったと記憶しています。
僕もこの波に便乗し、再び軽音楽部に戻ってきたのです!
「今回のオレは、以前とは違うぜ!( ゚皿゚)」
その言葉通り、アルバイトで貯めたお金で買った「Epiphone Les Paul Standard 」をたずさえて…。
文化祭に向けて練習開始!
初ステージに向けて
僕が初めてステージに立ったのは、高校2年生の文化祭、2009年10月の軽音楽部のライブでした。
僕が大好きなロックバンドであるB’zを文化祭で披露しようとたくらむものの、得意(?)のコミュ症が発動し、一緒にバンドを組んでくれる人が見つかりません。
ましてや、B’zと聞いて「難しいから、ムリィ~!」と言われる始末…
そのため、1人で演奏することに決めました。
はたして、たった1人でB’zのVocal & Guitarが務まるのだろうか?
試練の到来です!
始めの一歩
1人でやることに決めましたが、問題は山積みです!
1人でB’zのVocal & Guitarができるのか?
何の曲をやるのか?
そもそも、人前でやれるのか???
本番前に何度かあった練習で、自分の演奏を見てもらう場面がありました。
部員の前とはいえ、初めての披露は、言葉に言い表せないほどの緊張とプレッシャーがありました。
最初の一音、一声が出ない…。
ほんの数秒の葛藤、迷い…。
勇気をふりしぼり、緊張をはねのけて、部員たちの前で演奏しました。
この演奏のことは、はっきりと覚えていません。
唯一覚えていたのは、ギターのチューニングがおかしくて、恥をかいてしまったこと…。
しかし、ここで引き下がっては、今までと変わらない。
恥ずかしさを悔しさに変え、本番に向けて準備しました。
このとき、本番のライブで自分があんなことになるとは、全く想像していませんでした…。
あの熱狂と歓声を、僕は一生忘れないだろう…
ついに迎えた本番…
軽音ライブが行われる音楽室には、大勢の人であふれかえっていた。
この光景を目の当たりにし、僕は心臓が飛び出しそうなくらいに吐きそうで、緊張がMAXだった。
自分の演奏は1番目!
そう、オープニングアクトだったのです!
演奏前の緊張で誰かに応援の言葉をかけてほしいないと思っていたら、軽音楽部の女部長がやってきて、
…と一言、軽い感じで言ったかと思えば、他の部員とともに裏へ引っ込んでしまいました!
裏ではどうやら、部員たちで円陣を組んでたようです。
僕は、本番前にして仲間外れにされてしまった……。
これ以上、心を乱すわけにはいかない…。
と心に誓い、僕はレスポールを片手に、たった1人でステージという名の戦場に向かいました。
伝説(自称)のライヴスタート!
なにを血迷ったのか、ド頭からオーディエンスを煽るような立ち振る舞い!
そして、演奏へ…
…頭は完全に真っ白でした。
全身を照らすたくさんの照明がまぶしく、オーディエンスの熱狂がすごかったことしか覚えていません。
力の限り歌い、必死にギターをかき鳴らす!
演奏を助けてくれるバンドメンバーはいません。
だって、1人きりで演奏しているのだから。
ライブのセットリスト
- 『イチブトゼンブ』B’z
- 『♯1090 ~Thousand Dreams~』Tak Matsumoto
- 『愛のバクダン』B’z
この3曲で絶対に盛り上がる勝算がありました!
選曲の理由として、
イチブトゼンブ
フジテレビの月9ドラマ「ブザー・ビート」の主題歌です!
しかも、ドラマが終了したすぐ後だったので、見ていた人はいっぱいいただろう。
♯1090 ~Thousand Dreams~
誰もが知るミュージックステーションのテーマソングです!
B’zのギターである松本さんが、1992年に出したインスト曲で、聞いたことがない人はいないだろう。
愛のバクダン
文化祭と同じ年に行われた体育祭(5月開催)で、何かの競技で流れた曲。
絶対、みんなの耳に残ってるハズだ!
オーディエンスの反応は…?
目論見通り、初舞台は大きな盛り上がりをみせました!
自分の演奏があまりにも盛り上がってしまい、後に出てきた先輩や後輩の演奏はかすんでしまいました。
なにせ、アンコールが起きなかったくらいですからね(・・;)
部員たちには申し訳ない気持ちはありましたが、一緒に円陣を組まずにハブった報いだと思いました。
しかし、自分を変えるきっかけとして、ステージに立たせてもらえたことには感謝しかありません。
エピローグ
ライヴを終えて…
この文化祭以降、部活の先輩や後輩、同級生、先生から、僕のイメージがガラッと変わったことは言うまでもありません。
知っている人から知らない人まで、たくさんの人から声をかけてもらえました。
これをきっかけに自信をつけることができました!
まわりからの印象が180度も変わった!
結果的に、今までの自分のイメージを壊し、新たな一面を出すことに成功したのです。
おわり
まとめ
いかがだったでしょうか?
自分を変えるということに願望や憧れがあっても、なかなか実行することができません。
しかし、ほんの少しの勇気と踏み出しす一歩で、人は大きく変わることができるのです!
普段やらないようなことに挑戦してみることで、自分の新たな一面に気づいたり、人生を大きく変える出来事が起きるかもしれません。
高校生の僕は、音楽で変えました。
今の僕は、ブログを通して自分の「思い」や「経験」を伝えることで、新たに変わろうとしています。
新しい一歩を踏み出すことで、イヤな性格や人生が好転することを願っています。
次は、あなたの番ですよ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ではでは(^_^)v
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