こんにちは、りゅうやん。です!
2017年4月、ぼくはITインフラを生業とした会社に就職しました。
大学では法律を勉強しましたが、就職した先はIT業界という、まったく違う分野(業種)で仕事をすることに!
えぇ、IT業界に飛び込んだワケですよ。
IT業界を目指すきっかけ(?)
大学では法律だけでなく、選択科目として「情報科学実習」というプログラミング実習をおこなう講義を履修しました。
就職活動中では、これがきっかけとなり、
と思ったのでした。
入社式~社内ルール
新社会人生活のはじまり~
4月の始め、入社式と題して本社近くのホテルでおこなわれ、会長や社長、役員の方々との会食がありました。
会食とか、コース料理(イタリアン?フレンチ?)でしたが、食事のマナーがどうとか、場違い感がすごくて料理の味がしなかった気がします。。。
その後は、
- 社内ルールとか
- 給料の説明とか
- 新社会人としてのマナーとか
- 研修の受け方とか
- 日報の提出方法とか
これらの説明を熱心に必死になって聞いてました。
聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥
そして、あるとき、ぼくのITスキル(…というかもはやPCスキル)がまったくない現実に直面したのです!
はい。
Cドライブが、なんのことかわからなかったのです!
この他にも、DドライブやらFドライブやらが出てきましたが、いったい何のことやら、どこにあるのかわからず。。。
そのときは近くにいる同期に、
と聞いて教えてもらい、難を逃れたのでした!!!
ウソのような、ホントの話です。
今では笑い話というか、情けない感じではありますが、このときは本当に何も知らなかったのです。
聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥
この言葉がこんなにも大きく心に響いたのは言うまでもない!
そんな出来事もあってか、研修中はずっと緊張のしっぱなしで、毎日手汗をかいては研修テーブルを濡らし続けました。
新人研修の様子をお届け
2ヶ月間の新人研修
入社後の2ヶ月間で新人研修(座学)がおこなわれました。
新入社員全員のIT知識の理解は人それぞれであり、
- IT系の専門学校や大学を卒業した人
- ぼくのようなITとは関係ない学部(分野)を勉強した大学を卒業した人
さまざまだったので、一応はIT未経験でも理解できるような研修内容で進められました。
気になる研修の内容
ITの基礎を学ぼう!ということで、
- Windows
- Linux
- Network
の3分野について、先輩社員から教育を受けました。
最初に研修スケジュールを見て、中身がまったくわからいのも言うまでもないです。
なぜなら、Cドライブすら知らなかった男ですからね!(威張るものではない)
Windows研修
Windowsの研修では、
- コマンドプロンプトの基本操作
- バッチプログラムの作成
- Windows Server のインストールと基本設定
- 仮想マシンの概要説明
- Hyper-Vの構築
- Active Directoryの構築と運用方法
- パラメータシートの作成
などなどをやりました。
「コマンドプロンプト」という機能があって、黒い画面上でコマンドを打って操作することができるのか~と感動しましたが、そう思ったのは教えてもらった瞬間だけでした。
バッチやら設定やらを組み込もうにも、ほとんどできずに不機嫌になっていきます。
模範解答を見ても、
「あぁ~」とか、
「なるほど~」とか、
ピーン!ともならず、
終始、ぽっかーん状態でした。
Linux研修
Linuxの研修として、
- Linuxのインストール方法
- Linuxコマンドの操作や種類
- パラメータシートの作成
などなどをやりました。
Linux(リナックス)とは、OSのひとつです。
OSとは、オペレーティングシステム(Operating System)のことで、コンピューターを動かすための基盤システムとなります。
代表的なOSだと、
- Windows
- Mac OS
- Unix
- iOS
- Android
などがあり、これにLinuxも加わります。
当時はLinuxなんて初めて知ったので、本当に未知の領域でした。
黒い画面上でコマンドを打ち込んでいきますが、
- コマンドのつづり違いでエラー
- 設定ミスでエラー
- そんなコマンドなんてねーよ!と怒られエラー
エラー続きで作業が進まず、苦手意識を通り越して完全に嫌いになってました。
Network研修
Networkの研修では、
- ネットワークの接続機器
- TCPIPの概要とレイヤ1~3の説明
- 2進数とIPアドレスについて
- サブネットマスクの概要と計算方法
- configシートと投入定義書の作成
- ネットワーク機材を使った、実機演習による検証作業
などなどをやりました。
TCPIPだぁ~、IPアドレスだぁ~、サブネットマスクだぁ~で、覚えることが多くて、頭のなかは完全にパンク寸前でした。
とくに実機演習なんかは、なにをどう設定して、どことどれをどうつないだらいいかチンプンカンプンで、やっているよりやらされてる状態に。。。
もう、お手上げとは、まさにこのことだと思いましたねー。
2ヶ月の研修を終えた感想
すべての研修で言えることですが、
何がわからないのかがわからない
この一言につきます。
何がわかっていて、
何を理解していて、
何がわかってないのか、
どの言葉(用語)がわからないのか、
それがわからんのよー!(たすけてー)
あと、わからなすぎて思考が停止したのか、お昼すぎなのかはわかりませんが、
日中、ずっと眠かった…
いや、ホントに、冗談抜きで眠かったのよ。
眠気を覚ますために、
トイレに行ったり、
お茶を飲んだり、
からいミンティアを食べたり、
手をつねったり、
エナジードリンクを飲んだり、
ありとあらゆることを試しましたが、一向に眠気はおさまらず…。
先輩から、
と、頭をひっぱたかれて怒鳴られないと起きられない始末、いや、本当に情けないね。。。
※起こすためにたたかれることはないので、その点はご安心を
まとめ
無能丸出しなぼくですが、研修の2ヶ月をなんとか乗り切りました。
レベルアップしたこと
- 研修を通して、IT知識を身につける
- 社会人としてのマナーやスキルも身につける
成長がストップしたこと
- わからないことが多すぎて思考停止
- 「何がわからないのかわからない」状態が多すぎ!
残念なこと
- 同期のなかでは年長者なのに無能
- 理解が遅い
- 日報の内容がネガティブすぎる
- 眠すぎて記憶があいまい
こんな感じで、研修後の仕事はちゃんとできるのか?
これからも自分の無能さを広げ続けるなんて、当時のぼくは知らずにいました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
つづく!