「こんなに借金してるなら、破産してしまったほうがいいですよ」
債務整理をお願いしたく司法書士事務所へ相談に行ったら、現在の借入状況や生活水準からこう言われました。
ああ、絶望。。。
ワイの人生オワタ。。。
そう思いました。
借金の取り立て（と言っても滞納したことはない）からは逃げられても、これからの返済からは決して逃げることはできません。
生活苦により、借金に借金を重ねる
以前にこんな↓記事を書きました。
ええ、そうです。
ぼくには借金がある！
しかも、200万円近くも！！！どどん！
借金が増えた理由は、ギャンブルや無駄遣いが多かったからではなく、シンプルに生活費の補填のためでした。
- 家族の病気、失業
- 自分に腎臓の難病が発覚し、治療のため入院
- 仕事を無理した結果、休職＆失業
人生、さまざまな不運が重なり、およそ2年間で数十万だった借金が、いつしか200万近くもなり、自分でもビックリでした。
もはやMH5状態に（まじで破滅（破産）する5秒前）
もうここまで借金額が大きいと毎月の返済が難しく、自転車操業状態に陥っていました。
寝ても覚めても、お金のことを考えるようになり、仕事や私生活に支障がでていました。
なので、仕方がない、債務整理してやり直すかー。。。ということで債務整理の道に進みました。
だって、毎月の手取額が16万ちょっとなのに、返済額は20万近くってどういうことよ！ぷんすか
債務整理専門の司法書士事務所に相談
相談予約する電話にドキドキ
司法書士事務所に行ったのは、2019年12月29日でした。
債務整理をしようと思い立ったのは11月下旬頃で、1ヶ月近くもグズグズしてました。
単純に、電話したくなかったのです。
メールからの問い合わせフォームもありましたが、過去に鬼のように電話がかかってきてノイローゼになったので、電話するなら自分から。。。と思っていたのです。
でも、勇気が出ないというか、電話ごしで説教されるんじゃないかとモヤモヤ考えると電話できず、ズルズルと時間だけが過ぎていったのでした。
クリスマスという特別な日に、やっと決心して電話しましたが、なんてことはなかった。
説教されなかった。
電話に出てくれたおねーちゃんはおやさしかった。。。
こんな感じで現在借りている6社分の取引内容をヒアリングされました。
| 取引先 | 借入額（およその取引期間） |
|---|---|
| UFJバンクイック | 約50万円（3年間） |
| アイフル | 約20万円（3年間） |
| 三井住友カード | 約20万円（5年間） |
| エポスカード | 約50万円（2年間） |
| dカード | 約30万円（1年間） |
| 楽天カード | 約20万円（1年間） |
他にもJCBやセゾンでも借金がありましたが、少額ですぐに返済できたので、今回の債務整理には含めませんでした。
20分近くも電話してましたが、終わってみるとあっという間でした。
かるーく今の借入状況とかを確認され、司法書士との面談日を設定するだけで終わりました。
こんなんだったら、もっと早く電話すればよかった。。。
いざ、司法書士事務所へ
クリスマスも終わり、新年に向けた準備や帰省する人たちを横目に、ぼくはとぼとぼと東京渋谷にある司法書士事務所に行きました。
当日の持ち物としては、
- 借金に使ったカードローンの利用カードやクレジットカード
- 身分証明書
- 認印（シャチハタは不可）
以上の3点が必要でした。
ただ、①についてはカードが仮になくても対応はできると言っていたので、失くしたとしてもあらかじめ再発行しておく必要性はなさそうでした。
ぼくは全部そろっていたので、とくに問題はありませんでしたが。
なんか「説教でもされたらどうしよう」とか思い、早め早めで向かったら思いのほか早く着いてしまったので、近くのファミリーマートによりました。
でも、何も買う気持ちもなく15分くらい店内を物色していたので、店員さんから「コイツ万引でもするんじゃね？」みたいな感じで見られ続けましたがね。。。とほほ
司法書士の先生とご対面？
約束の時間になって事務所に向かうと、雑居ビルの一室でとても小さい場所でした。
日曜日だったということもあり司法書士の先生はあったかそーな私服＋マスクをした完全防寒装備だったので、対応してくれたのがホントに司法書士なのかはわかりませんでした。。。
借入状況は予約するときの電話で伝えていたので、ここでは、
- 予約の電話から面談日までに、借入金額に変化はないか？
- 借金のことを家族は知っているのか？
- 借金が大きくなった経緯
- 収入と支出の割合
といった内容を聞かれ、それに淡々と答えていく感じでした。
でも、現状を伝えていくと渋い顔をしながらぼくにこう言いました。
「こんなに借金してるなら、破産してしまったほうがいいですよ」
まっ、まじか〜〜〜！！！
たしかに、毎月の返済は手取を上回っているし、家賃や生活費の負担もしているからかなり危機的状況だということは間違いない。
（言葉は選んでくれたが）説教に近いような感じやった。。。
ただ、破産はしたくない。
なぜなら、契約しているクレジットカードとか、全部を手放してしまうと不都合だから。
もちろん、司法書士の先生にはそんなことは言えません。
でも、しばらくはクレカを残してもデビットやプリペイドである程度は生活していこうと思いましたよ。
任意整理の締結と今後について
今後の返済計画とかいろいろ
そんなこんなで債務整理はお願いするつもりで来たので、今後の流れを説明してもらいました。
①面談 委任契約の締結
この日で委任契約を結び、6社に対して任意整理することになりました。
②司法書士から債権者へ 受任通知発送
司法書士事務所から各カード会社（ローン会社）に連絡がいき、支払い催促や電話連絡がストップします。
ぼくはもともと支払いの遅れはなかったので、とくに催促の電話などはなかったので、ほんとに受任通知がいっているのかはわからなかったですね。
③司法書士から債権者へ 返済計画案の提示と和解交渉
今後の利息0％で分割払い、最長60回支払い（5年）で返済していく計画予定となります。
和解交渉中は、司法書士事務所に委任契約における支払いが発生しているので、分割をして払っていくことになります。
6社の任意整理となり、税込みで16万3680円となりました。
1〜4月までの分割払いで、毎月約4万円を支払っていくことになります。
④和解後は各債権者へ返済開始（最長5年間）
司法書士と各債権者とで和解交渉が終わると、和解契約書が送られてくるそうです。
※ぼくの場合は2020年4月頃
なので、予定では5月から6社に対して返済をしていくことになるかと思います。
司法書士の試算では、毎月6万前後の返済額になる見込みと言っていました。
さてさて、一体どうなるやら。。。
まぁ、仕方がない。
まずは、司法書士事務所に毎月4万前後の支払いをしています。
帰りも気持ちのモヤモヤと吐き気が止まらず
司法書士に任意整理をお願いし、およそ1時間弱の面談は終わりました。
とっても複雑な気分で、とても吐きそうでした。
だけど、、、
ぼくは泣きながら、クリスマスに食べられなかったケンタッキーフライドチキンをほおばってました。
さっきまであんなに吐き気があったのに、フライドチキンは美味しかったです！
ちなみにお支払いはプリペイドカードです！
クレジットカードではありません。
【さいごに】ご利用は計画的に！
なんだかんだ理由をつけて目をそむけてきましたが、トータル200万近くも借金がふくれあがってしまうとどうにもなりません。
毎月の返済が厳しいからと、キャッシングを利用したり、分割やリボ払いにして返済額を小さくして騙し騙しやってきたのも限界でした。
いつ借金を整理するかの判断は難しいところはありますが、悩んだら専門家に相談してみるのがいちばんだと思います。
どこも返済シミュレーターがあったり、無料相談ができたりで解決の道筋をつけることもできます。
なので、借金の返済に不安な方は一度相談されることをオススメします。
きっと、良い解決策が見つかるはずです！
返せなくなった借金、借りるよりもまず≪借金の見直し≫を。減額相談なら杉山事務所
任意整理に含めなかったカードたち
- JCBカード
- セゾンカード
- アメックスグリーン
- 東武カード
さてさて、残したカードは一体どの時点で使えなくなってしまうのか？
そのあたりも今後まとめていきたいと思います。
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