こんにちは、りゅうやん。です!
ぼくは新卒&未経験でIT業界に飛び込び、システムエンジニアとしてお仕事をしてきました。
もう辞めてしまいましたが、働いていた約2年間をとおして感じたことをまとめているこの企画!
今回のテーマは、「IT業界での仕事を振り返って、理不尽とか聞いてた話と違ったこと⑤選」ということでまとめていきます!
IT業界における理不尽⑤選
- 週休二日制はまやかし
- 気づいたら先輩が辞めている
- 客先に行けず本社待機だと、ほぼ放置状態
- 技術力が足りないと強制的にオペレーター業務へ
- 有給申請がめんどいうえに理由を根掘り葉掘り聞かれる
ざっとあげるとこんな感じになりますかね。
では、ひとつひとつをみていきましょう!
①週休二日制はまやかし
就職活動をしているとき、求人欄には、
完全週休二日制で、土日はしっかり休めます!
なーんて書かれてました。
だから、
と思ってました。
でも、実際に働いてみたら、これは本当でもありウソでもありました。
- 本社勤務ならば、完全週休二日制。
- 客先常駐になると、勤務スケジュールは客先に依存する
本社勤務と客先常駐によって、完全週休二日制なのかどうかが変わってくるのです。
たしかに、研修とか客先常駐アサイン待ちで本社にいるときは本社勤務の扱いになるので、完全週休二日制でカレンダー通りに休めました。
ところが、客先常駐となると事情が変わり、
- 勤務スケジュールはカレンダー通りなのか?
- シフト勤務という体制なのか?
- 客先独自の勤務体制で複雑なのか???
ということがありました。
なので、常駐先によっては、
- 完全週休二日制(毎週必ず2日休み)
- 週休二日制(ほとんんど2日休みで、休日出勤もたまに。。。)
- シフト勤務(毎回複雑)
- 日勤に夜勤に休日対応
いろいろでした。
なので、入社する前にこのあたりをしっかり確認しないといけませんでしたね。
客先によって勤務体制は変わるので、「完全週休二日制」と書いてあっても、それは本社勤務のことであって、客先でも同じとは限らないのです!
②気づいたら先輩が辞めている
IT業界は常に人手不足だと言われています。
なので、会社によっては未経験であっても、
入社後は研修があるので安心!
といった謳い文句をつけて未経験者のハードルを下げている会社もあります。
なので、会社には中途採用で何人もの人が入ってきます。
そうすると、人手不足が解消されるかと思いきや、まったく解決されてないのです。
それは入る人が多くいるが、同じように出ていく(辞めていく)人も多いということです。
未経験者がついていけずに短期間で辞めてしまうことも多いですが、意外と長く働き続けている先輩社員が辞めることも多いですね。
ぼくもお世話になった先輩がどんどん辞めていってしまうことを何度も見てきました。
2年間働いたなかで、お世話になった先輩で10人近くが辞めていき、自分より後に入ってきた中途の人も合わせると、20人は軽く超えてしまうと思います。
どうやら、長く働いてもお給料は変わらず、役職手当がついても微々たるものらしいうえに、管理職になると残業代がつかなくなってしまうので、働き損みたいなことを飲み会の席で何度も愚痴っているのを聞いたり。。。
ほんと大変な世界ですよ、IT業界ってやつは。
③客先に行けず本社待機だと、ほぼ放置状態
IT業界の会社では、基本的には客先常駐という派遣型の働き方になると思います。
しかし、先方とのミスマッチによりなかなかアサインされないと、本社待機となります。
本社待機となっても、本社でおこなう業務なんてなにひとつありません。
ぼくのいた会社では、本社には、
- 事務(経理やら勤怠やらを管理してる)
- 営業(客先の担当者と連絡して、アサインしてもらったり増員計画を出したり)
- 請負(会社が直でやってる精鋭チーム)
がいましたが、本社にいるからといってどこかに臨時で配属されるわけではありません。
(優秀だと、請負チームを手伝ったすることも…)
本社業務がないからといって、8時間なにもしないわけにはいきませんので、資格の勉強をすることになります。
事実、本社待機となった社員は、各々で資格の勉強をしています。
この資格勉強ですが、それぞれが勝手に進めているだけでノルマも目標もなにもありません。
人によっては、事業部の上司から、
みたいなアドバイスをくれることもあれば、
なーんて意気込む、意識高い系な社員もいます。
資格の勉強は、
- 上司の指示なのか?
- 個人のスキルアップだけなのか?
- 1年間の目標管理で設定させているのか?
- ただ、なんとなくやっているのか?
どこに意識をもっていくかで、資格勉強のモチベーションが違ってくると思います。
ぼくも社内待機中でいくつか資格をとりましたが、不合格になったものもあります。
そこで資格をとれないと上司から怒りの鉄槌が飛んできます。
ほんと、フルボッコである!
本社にいるのに、まったく居心地が良くないのです。
本社にいても仕事が放置状態で、なにか自分の身になることをやって、それで成果が出せないとパワハラ三昧。。。
ほんと、精神衛生上悪いと言わざるをえない職場環境でしたね。
④技術力が足りないと強制的にオペレーター業務へ
↑の③と関係してきますが、アサインするとこがないうえにスキルといった個人の技術力もないと、どこにも行くことができず延々と本社待機となります。
待期中に資格をとってスキルがあることを証明しても、経験がないのなら…と言われてあと一歩のところでアサインできないケースもしばしば。
すると、どうなるのかと言うと。。。?
本社や社員の自宅から遠方になったとしても人手が必要でなんとか参画できそう場所である、オペレーター業務をさせられることがあります。
上司曰く、
オペレーター業務は、IT業界のなかでも一番下のレベルになるのだから、経験や知識がなくてもできる。
だから、行ってこい!!!
ということで、どんなに遠くても行かされます。
社員に拒否権はありません。
なぜなら、オペレーター業務以外の客先にアサインできずに行きついたところだからです。
もし、拒否すれば業務放棄とみなされて、最悪クビになるおそれもあります。
オペレーター業務となると、24時間365日体制のシフト勤務となる現場となりました。
長時間労働に残業、夜勤などでぼくは持病を悪化させて現場離任して休職することになりました。
オペレーター業務って、身体をぶっ壊すような仕事だっけ???
⑤有給申請がめんどいうえに理由を根掘り葉掘り聞かれる
客先常駐していると、毎月の勤怠は本社と客先の両方に提出しないといけません。
なので、有給をとるためにも両方に申請して承認してもらう必要があります。
客先での担当者(上司)がいい人だと、直前でなく前もって伝えておけばOKをもらえます。
問題なのは、本社のほうでした。
もちろん、客先の担当者がOKを出せば本社側もOKを出しますが、なかにはNGになるケースもありました。
客先常駐が8月からとなり、現場に行くと夏季休暇で不在の社員が多くいました。
ぼくは参画されてきたばかりで「夏季休暇を…」とは言えないので、休むことなく働きました。
同じ年の11月に本社で社員旅行があり、それに合わせて遅めの夏季休暇(?)をとることにしたのです。
客先の担当者からOKをもらっていたにもかかわらず、本社からの返答は違うものでした。
旅行の前後だからといって休みをとるなんてなにを考えてるんだ?
他の社員は旅行があるからといって誰も休まないぞ!
そんなに休みたいなら旅行に行くな!
旅行に行くための積立金を、毎月のお給料からとられてます。
旅行に参加しないからといって、その積立金は返ってきません。
旅行前に休みをとるとかでさわぎ、本社の人間に迷惑をかけたんだから謝罪メールを書け!
と言われて、旅行の次の日に会社にて泣きながら会社役員や営業部宛に謝罪メールを書きました。
オペレーター業務で身体を壊して休職し、その後に復職したときの話です。
復帰したてなので、いきなり客先に行かされることはなく本社勤務となります。
なので、有給を出すときは本社のみの提出だけになります。
なのに、有給申請をするとかたくなに拒んできました。
休職して復帰したばかりなのに、有給申請をはねのけるばかりか「私用のため」という理由する受けつけてくれない。。。
有給申請に「私用のため」が使えなかったので、今回は「通院のため」という理由で申請を通しました。
実際には、通院したわけではありませんけどね。。。
こんな感じで本社側から有給申請が認められないケースが多々あり、ひと悶着もふた悶着もありました。
まとめ
- 週休二日制はまやかし
- 気づいたら先輩が辞めている
- 客先に行けず本社待機だと、ほぼ放置状態
- 技術力が足りないと強制的にオペレーター業務へ
- 有給申請がめんどいうえに理由を根掘り葉掘り聞かれる
ぼく自身が経験した会社だけがこうで、べつの会社では違うかもしれません。
なので、これらのエピソードは参考程度にしておいてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではでは(^_^)v